
宮城県気仙沼市に工場を持つ東京の印刷会社「小宮山印刷工業」が、新型コロナ対策として支給された雇用調整助成金約4億5,000万円を不正受給していたことが明らかになりました。
宮城労働局では過去に公表した事例の中で最高額となる不正受給として全額返還を求めています。
要点まとめ
- 小宮山印刷工業が約4億5,000万円の雇用調整助成金を不正受給
- 休業していない従業員を休業扱いとする虚偽申請が確認された
- 会社は労務管理の不徹底を認め、今年度中の全額返還で合意
ニュース記事
宮城労働局によると、小宮山印刷工業は2021年から約2年間にわたり、気仙沼市本吉町の宮城工場で実際には休業していない従業員を休業したように装った申請書類を提出し、新型コロナ対策の雇用調整助成金約4億5,000万円を不正受給していたとされています。
不正は宮城労働局の定期調査で判明し、公表された不正受給額としては県内で過去最高となりました。現在、労働局は全額返還を求めていますが、返還は一部にとどまっています。
会社側は「労務管理で一部不徹底があった」と説明し、今年度中の全額返還について宮城労働局と合意しているとしています。
反応
- 「4億5,000万円という金額の大きさに驚いた」という声。
- 「助成金制度を悪用した企業には厳しい対応が必要」との意見。
- 「コロナ禍で真面目に制度を利用した企業が損をする」と制度への信頼低下を懸念する声。
- 「返還だけでなく再発防止策の公表も必要ではないか」と求める意見。
- 「定期調査で発覚したことから監査体制の重要性を再認識した」という見方もありました。
まとめ
今回の事案は、公表された不正受給としては過去最高額となり、雇用調整助成金制度の信頼性にも影響を与えるケースとなりました。
コロナ禍では多くの企業や従業員が制度に支えられましたが、不正利用は制度全体への信頼を損なうことになります。今後は返還の進捗や会社側の再発防止策にも注目が集まりそうです。
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